2017年9月19日火曜日

2017.08.12〜15 Summer Trip

お盆休みのシーズン、私たち夫婦は神戸で過ごした。いつも立ち寄る大阪のサッキーズサーキットは、大盛況だった。
イマドキのSNS時代、お店側から継続的に、毎日とにかく情報を発信し続けるというのは本当に重要。デジタルの世界でも地道な商売努力の積み重ねは、検索結果のSEOに効いてくるものだ。

私たち夫婦は今回、またしても旅行を存分に楽しみすぎ、ぜんぜん写真を撮っていなかった。そんなときでもスロットカーの遊び場だけは、ご友人がしっかり押さえてくれているのは助かる。自分の代わりに、たとえ僅かな断片であっても他人様が思い出を残して頂けるというのは幸せなことだ。そうやって、私たちをひたすら遊びに没頭させてくださった皆様には感謝しかない。

8/12(土)の様子は、こちら。
8/14(月)の様子は、こちら。

8/15(火)の様子は、こちら。
 サッキーさんブログ
 amyさんブログ
東京へ戻ると、楽しかった旅行の思い出がすべて人まかせというのもチト後めたい気分を感じ、大阪に持っていった車両ラインナップの一部ぐらいは・・・と思って、自己撮影した。

かわいいカラーで人気が高く、今では世界的に在庫僅少で高価になってしまったHertz。そして銀無地を自家製デカールで仕上げた、どこにも売ってないAtego。初めての記念撮影。おっと!Hertzの網戸は、このあとちゃんと修理しておいた。

こちら、スケレのバスではなく昔懐かしき、クルサのレジンバス。スケレからは出来のよいインジェクションRTRが発売になったが、微妙に線が細く、小さめ。それを見て「ならばモチベがゼロを下回らぬ今のうちに・・・」と自分に鞭打ち、一気に製作。
スペイン製レジンキット華やかなりし時代の遺物は、ほんの数年前のものにも関わらず、もはや歴史を感じるほどの存在感だ。赤車の運転席ミラーが折れているが、こちらもあとで作り直しておいた。

あちこちのサーキットで、Uniroyalの白&赤ばかりカブって見分けがつかなくなるFunCup。いいかげん業を煮やし、バスで余った塗料とあり合わせのデカールを使い、一晩で塗り替えた。

走らせにくそうなイメージで食わず嫌いだった917/10。少し手間を掛けるだけで期待以上によく走るところは、スペイン製品ならではの愛されポイント。

RPEで購入した何台目かのデイトナ。RPEが2007閉店だから、もう10年も経ったのか。このコンビは同じ棚で上下に並んでいた全く同じ兄弟車。片方のみグリーンに塗り替えた。なのにグリーンはつい最近まで、1度たりとも白に勝ったことがない、宿命的な超ハズレ車だった。スロットカー遊びでよく見られる悲劇であり。人生とは、運命のイタズラで成り立っている現実だ。
悩み苦しみ、何度となく諦め投げ出し放置しては、再びコツコツと調整を続けてきた。そうやって10年ほど走らせ続けていれば稀に報われることもあり、そして更に愛着が増す。

E30のM3はRPE当時、マグ車レースの激しいシリーズ戦でガチャガチャに全損した放置車両だった。昨年だったと思うが、サッキーさんのM3レギュレーション研究車のマルボロを目にして「そういや、うちにもM3あったな」と。
新車を下ろさず、思い出深いジャンク山から10年ぶりに発掘し、ノーマグ車として純正レストア。そのとき外装も両方、ありあわせのデカールを使って、少しだけ手を加えた。
サッキーズのM3レギュレーションでは、リヤタイヤがN22指定らしく。
地元のレース車両と一緒に流してもらうと、確かに純正タイヤは横グリップに不足を感じる。
でも長く遊ぶなら純正でいいや。 N22は、いわばヤクだと思っているのだ私は。いくら走っても路面にラバーが乗らないNINCOコースでN22ばかり走らせていると、いづれコース上は削れたゴムカスだらけになり、普通のタイヤでは全然グリップしなくなって、もうN22以外のタイヤでは走れなくなるだろう。もっとマメにコースを清掃しなきゃいけない。

E46のBMWは昔RPEで3台セットの特価品を買い、マグ車ドリフト(笑)を修行していた頃からの愛用。世界的に不人気なところも気に入っており、数年前にノーマグで純正レストアしたFLYの4ドア320だ。電線がハリガネのように硬くて走行に差し支える純正ライト基盤は、捨てた。ライト好きだから勿体なかったけど。モーターさえ普通の18kに交換すれば、素直なハンドリングで飽きがこない、BMWらしい車と思う。
泣き所は純正タイヤ接着トゥルーイングがやりにくい、スポークが折れやすく華奢な純正プラホ。
過去何度も回転トルクに負けてハブごとネジ切れ、ゴソッと中心が抜けた。そのたびにわざわざ海外から純正アクスルなんかを取り寄せるときの敗北感ときたら、それはもう。


これも最近あちこちで初期ロットの水色や白ばかりが増え、カブって区別つかないMG-B。ほんと大人なんだから、カブったら塗り替えようよ、、と他人に言うだけでは説得力ないので自ら率先。
ある夜、ストライプも落とさないで正真正銘スケレ純正の水性塗装の上に直接いきなりタミヤのエナメルを筆でペタペタ塗りはじめたら手が止まらず、これも一晩で仕上がった。このぐらいのサイズなら筆塗りでも充分だろうと思い。

古いロータスセブンは、大和組のベテランが走らせにくそうにしていたのを見て興味が湧いた。で、2台を輸入し走ってみたら本当にケータハムとは全然、別物のハンドリング。
さすが背中に背負ったスペアタイヤは、ダテじゃないぜ。これから気長に仕上げていくのが楽しみ。古めかしく、それでいてセブンらしい走りを模索したい。

世界的に不人気な、AUTOartのスロットカー。営業サーキットでマトモに走っているAaの996なんか、まったく見かけたことがない。私も10年前に買ったときは全然うまく走らせることができず、尻尾を巻いて降参した。
今年になって腹を決め、再び新車を2台仕入れて、ようやくリベンジを果たすことができた。もちろん100%純正そのままでは箸にも棒にも掛からないが、ちょっと手を掛ければ今では天国を味わっている。ギヤの音を除けばFLYの911と同じぐらい気持ちよい走りといえば、モノが分かる人なら驚愕するだろう。

そして、よく引き合いに出されるFLYの名作911。2000年代スロットカーの金字塔といって過言ではない、誰もが認めるエバーグリーン。なにより、ちゃんと仕上げればちゃんとRRらしいハンドリングになるところが驚嘆に値する。
ただ難点はシャーシの寿命というか賞味期限が長くないので、もう何回作り直したか憶えていないほどだ。

同じスペインのメーカーが911をモデルアップしながら、これほど違う解釈なのが面白いNINCO。バネ付き車両は、呼吸が軽くなるような爽やかで優しい乗り味だ。
昔はバネサスを殺してまでスピードを求めたこともあったが、いまは柔らかいバネの軽快さ重視。それどころか、白のマルティニは思い入れがあってラリー車らしさを強調したく、純正より更に車高を上げている。ワイパもエッチングに交換した。おもちゃチックな外観のせいで、ぜんぜん気付かれないのが残念だが。
そして、転ばない速度の範囲内で楽しめばよいのだ。こういう車でコンマ何秒を攻めたって仕方ないよ。

NINCOの不人気車、ロータスのエクシッジ。これも日本中の営業コースでは、あまり見かけない。前輪が大きくサンドバギーのような外観があまりにもカッコ悪いので、禁断の幅詰め&インチダウンを敢行。
しかし純正モーターはクイックでもなく、トルクも細めで中途半端。そういうのがロータスらしい気もするが、Exigeといえば元はスポーツエリーゼの血統だ。そう考えると、オモチャとはいえ、この走りではチト寂しい。
FK130缶というのは、よい代替品がないクラスだから、気長にアップデート計画を考えよう。

最後は、シャーシ&アクスルを3セットぐらい作り直しているFLYのウィリアムズ。車体は軽く丈夫で、何度コース外に飛び出して床に落下しても意外と無傷だった。しかしギヤの構造が泣き所で、ゲンコツ型のプラピニオンがナメやすい。リヤアクスル受けも弱点といえる。
最高の状態が長続きしないため、繊細な調整を繰り返し、調整シロがなくなったらシャーシごと交換。セッティングが決まっている間の鋭い走りは他の何物にも代え難く、まさにカミソリのよう。そんな走りが大変気に入っており、フロントウイングが折れたぐらいでは、とても捨てられない。
何度も修理しているが、樹脂成形品は一旦折れると何を使っても元の弾性靱性は戻らぬもの。仕方なく、フロントウイングがあってもなくてもよかった82年F1のイメージで塗り替えた。こういうことをやると、世界中のあちこちでフロントウイングのない82年イメージのF1が流行るかもね。今はぜんぜん見かけないが。

2017年5月15日月曜日

2017.04.29〜05.04 夫婦のゴールデンウィーク旅行


今年のGWはまたB級グルメの宝庫、関西方面に旅行してきた。

< 2017.04.29 >
移動初日から好天に恵まれ、屋根をあけて出発。
名古屋あたりで一時的な小嵐に遭うまで、高速道路でも気持ちよく走ることができた。

古いドイツ製5リッターV8の走りは、例えるならば、まるで鋼鉄製の空飛ぶ絨毯。
そんなアラビアンナイトのお伽話を彷彿とさせる、古典的でロマンティックな乗りものだ。

5月の陽光を存分に浴び風を思いきり楽しみながら、暖かい幸福感に浸っているうちに、あっさり大阪へ到着。
まずは1/32模型世界の多趣味人、TR4Aさんのお宅へ向かう。
https://blogs.yahoo.co.jp/jimonkenkouin

TR4Aさんとは、むかし恵比寿のRPEで出会って以来だから、かれこれ11年ほど経ったか。
そのワイドオープンかつ明朗、繊細かつ豪快な人柄が、たいへん魅力的な人物。

今回のお宅訪問では数々の作品をナマで拝見し、とても魅了された。

ディオラマを見ると、我々1/32スロッターにも見慣れたピットフィギュアたちが、ここでも和んでいた。
TR4Aさんの作風で不思議なのは、オイル臭たちこめるサーキットの喧噪というより、ここはまるで昼下がりの農園のよう。製作者のお人柄が現れるのだろうか。

聞けばTR4Aさんはレーシングカートなど実際に走らせるほうの腕前も相当なもので、決してナゴミ系一辺倒の人ではないという。
なのにモケイを作らせたらこんなに英国的な薄曇晴天かつ平和な休日アフタヌーン感が強く薫る作風。
こういうのが各地の趣味人と出会う面白さで、皆さんそれぞれに興味が尽きない深さと幅がある。
そこが面白くて、やめられない。

そしてこちら、国内モケイ界の一部で大変有名なKUNI'S GARAGE。

このファサードは私が30年ほど前MG-Bが欲しかった頃よく覗いていた英車屋に似てるなあ、たしか桃山台あたりの店名えっと何だっけな・・・なんて言ってたら、すかさずTR4Aさん「○○でしょ!実は私のトラ、あそこで買ったんですよ」とのこと。
・・・なんたる奇遇。道理で似ているわけだ。

いまでは残念ながら件の英車屋さんは廃業。なんと跡地はクルマと縁もゆかりもなくラーメン屋になってしまった。
・・・げに時の流れは悲しき。。

ひとつひとつのクルマやガレージ作品を作り上げる過程のそれぞれに思いを馳せながら、とにかく「手まめである」ということがモデラーの資質なんだというのが分かる。

イガ記者の取材にも、熱が入っていた。

いやー、スゴイ!
知っている完成品も、ナマで見るとまた新たな発見があった。
これらの一つひとつに、それぞれの苦労と工夫の積み重ねがあったことを思えば、感動もひとしお。

そこに見えるコダワリの世界に、刺激をたっぷり頂いた。


< 2017.04.30 >
明けて30日は通常営業の南摂津Sakky'sサーキットへ、いそいそと向かう。
今は無き神戸Club-Curoutoの流れを汲むテクニカル系のレイアウト。こういうリズムで走るサーキットはもう、今はここしか存在しない。

今回一番楽しみにしていたのは、むかし恵比寿RPEのマグ車レースのシリーズ戦でガチャガチャに壊れて全損廃車となり10年以上放置していたM3とか、何をやってもよく走らなかったハズレの365デイトナなどを、最近やっとノーマグ仕様で純正レストアしたのを、とにかく走らせたかった。

味わい深いハンドリングのFLYのFR車を、NINCO路面で走らせたくて仕方なかった。

なぜか。

これだけは10年以上前から現在に至るまで悲しいことに、私たち夫婦が普段の週末に走らせている首都圏のサーキットはスーパーフラットなウッドコース路面やカレラ路面ばかりで、正直、走らせること自体はノーマグでさえ簡単すぎて物足りない。

誤解されたくないが、普通なら、路面が平滑でコーナーRがゆるめで走らせやすいことは、何ひとつ悪いことではない。
ただ私たち夫婦は、長年いろいろなサーキットを経験し過ぎたせいで、激辛マニアの舌みたいになってしまった。

だから普段のラクな場所では色々と無理をして、走らせにくい仕様を考え出しては、たとえば純正プラホ+純正ゴムタイヤ限定!とか、クルマによってはウエイトなし!など、縛りを課して、走らせるのが難しいクルマをわざわざ作って、それをキレイに走らせつつ限界バトルをする、というようなことをして遊んでいる。

Sakky'sでは、ちょうど車両調整中のクマさんと、車両製作中のミヤちゃんがいたのでM3で一緒に流して遊んでもらった。
マイケルさんのZ4は、さすがイマ車。こういう違いも実車らしく、丁度いい感じだった。

巨大なバンキッシュは新たに在庫から出してきたが遅くて仕方ないので、モーターを替えてみた。

そこそこ気持ちよいスピードになったが、相変わらずビミョーなクルマだ。
ま、悪いけどVMG社が倒産するのも無理ないな。。

それともう1台、最近つくったFLYの917/10。これも走らせたくて、たまらなかった。
FLYの比較的初期の製品で、意味不明なFアクスル支持方法とガタを出しにくいバスタブシャーシで不人気かつ、走らせにくいと悪評の高かった1台。

私は特にカンナム好きというわけでもなかったし、市場での相場も不人気者のわりには高め安定。
だったら尚更わざわざ買う必要もないな・・・と、ずっと興味が薄いままだった。

ところが町田RPMBで最近お知り合いになった川鍋さんが917/10のJägermeisterを購入したのを機に、間近でじっくり見せてもらって、えらく気になったのだ。
70年代という、いかにもレースカーデザインの過渡期らしいヘンな造形が、なんだか意外とカワイイんではないか?と。

フロント半分は掃除機みたいなカッコ悪い形で、リヤ半分はカクカクボディなのに丸いオバフェンが、これもヘン。
いわゆるブサカワっていうかね。こうなればもう、アバタもえくぼ。

ただ、とにかくFLYの917/10が不人気車であることは事実なので、どこがどうタイヘンなのか確かめてみたくなり、夫婦用に2台購入してみた。

初期FLYのスペイン製品らしさ、肩に力が入りまくって不必要なところまで凝ったディテールが泣かせる。
リヤウイングのリップなんか一発で飛びそうな点留めだったり。こんなもん浅い折りの一枚板でいいのに。。
カタツムリの触覚みたいな長いミラーは・・・できるだけコケないように気を付けて走ればOKだろう。
そういってSRCのAlfa33TT12の長ーい純正センターミラーはポッキリ折った前科アリだが、それだって難なく修復して復活させたしね。

スロットカーで折れた細いプラ足なんか、どんどん金属芯を入れてやるなり、金属線に替えるなりしてやればいいのだ。
金属線の扱いなんか、切りっぱで露出さえしなければ、コースだって傷むはずがない。
だから修理や調整・改造なんかはマナーとして、コースを共有する他人のことまで考えて、きちんとケアすべき。

ちなみに私のVaillantはシャーシのアクスル受けが割れており、接着しても剛性が低くピニオンとスパーの距離が一定に保てない不良品だったが、ウエイトも載せてないわりには、それなりによく走っていると思う。

ウエイトを積んでセッティングを煮詰めた地元ローカルのクルマ達と比べると、目に見えてトラクションの掛かりがイマイチだが、もう最近は「どこに何グラム!」みたいなことは、考えることさえ面倒臭くてメンドくさくて、仕方ない。
タイヤもNだのFだの試すことさえメンドウクサイ。そんなことより、我々夫婦が遊ぶには純正タイヤをトゥルーイングするだけで充分、用が足りている。

夫婦2人の世界でしか物事を考えてないのでコンマ何秒の差をつけようと他人と競り合ってる遊びではないし、クルマが遅かろうがどうだろうが、とにかくたった2台だけ同条件で普通に走りさえすれば文句ないのだ。
あとは、手を放したらあとはクルマまかせ運まかせのミニ四駆じゃないんだから、そんなにクルマばっかり煮詰めなくてもトリガーで走らせ方を何とかすればよいと、こんなご時世だが、今も変わらずそう思っている。

一番目立つボディの横腹がパカパカするのだけは我慢できないので、バスタブシャーシは切ったが、いつもの100%純正仕様。
イマっぽく言えば、スーパーノーマルってやつ。シャーシが不良品なので、それほど自信もってイイ出来とは言えないが。

この音だと、いずれスパーがナメることが分かっているので、次はどういう仕様にしようか考えるのも楽しみのうち。
でも、純正のアクスルセットでなくスパーギヤだけのストックを持っているので、それに打ち替えて、また純正で修理するかも。
いま世界中でも、クラウンやスパーのギヤだけを、しかも純正で打ち替えて走り続けるような人が、はたして一体どれだけいることやら。
ま、そのくらいディープな味わいがあるわけだ。FLYの純正チューンというのは。
ラップタイムだけでは語れない、深い深い味わいの世界。
もちろんコントは調整ツマミなし、シンプルなパーマのアナログに限る。そもそも他のコントでは、この味が分からんだろうけどね。

ちとCan-Amカーにも興味が出てきたので、いずれCarreraの917/30にも手を出すかもしれない。


< 2017.05.04 >
5/3に再びSakky'sを走ったあと、翌日はノリさんの名古屋スロットカーパークに向かう。
今年も松阪エレノアの中山さんと落ち合って、いろいろ一緒に走らせてみた。

中山さんのお友達の牛田さん親子も合流し、みんなで車種や速さなど全然関係なく、好きな車で一緒に流して遊んでもらった。
こういう「こだわらない」感じがまた、なんとも名古屋らしいと思う。
東海エリアはレースそのものも非常に盛んな土地だが、そんな垣根を越えて「まあ、いいじゃない」というラクさが、名古屋スロット文化の懐の広さと感じる。

1/32スロットカーの文化としては静岡Bandiniと近くて最古参の部類だし、色々さんざんやり尽くしてきたから、いまはラクに遊ぼうよと、そういうところもスペインみたいな「全盛期を過ぎた大国」を思わせる、余裕かつワビサビの境地。

やたら居心地のよいサーキットで、また長居してしまった。閉店後、中山さんとアフターも楽しみ、トータルで今年も大満足のGW旅行だった。

遊んで頂いた皆さん、大変ありがとうございました。

2017年3月28日火曜日

Old days 1

外部HDのストック画像を整理していて、懐かしいものを発見した。
撮影日付を見ると、2014年2月のBanproだった。



雪景色の山岳コースみたいで、世界でも他には見かけない、寒そうな雰囲気が大変気に入っていた。
山岳パートから下りてくるとコース中央部分は狭い平場になっており、チャカチャカと細かい折り返しが続く、その部分はあまり面白くないレイアウトだった。
全体を通してジオラマ的に眺める遊びと思えば、公称14000~16000rpm程度のモーター(NC-1クラス)に丁度よいコースと思う。

その後、山肌など塗装をされて完成すると、サファリラリーのような汚い茶色の世界になってしまい、すっかり興味を失ってしまった。
白銀のままでよかったのに、残念なことだ。

似たようなアングルで申し訳ないが、ヨソにはないと思うので残りの画像もアップ。